最終更新日:2023/04/21
「法定相続情報証明制度」とは、相続手続に必要な「出生から死亡に至るまでの戸籍謄本等」を、1枚の紙にまとめることができるという制度です。 「戸籍謄本」の場合、一般的に、名義変更等の手続の都度、原紙を提出し、返却を待たないと次の手続に進めません。一方、「法定相続情報証明制度」を活用すると、法務局より「法定相続情報一覧図の写し」を何枚でも無料で取得できますので、相続手続きをスム……
最終更新日:2023/09/19
例えば、ご自身のお父親がバツイチで、前妻との間に子供がいるケースを考えます。 この場合、ご自身と、父親の前妻の子供は、半血兄弟姉妹(腹違いの兄弟姉妹、異母兄弟姉妹)となります。 こういった半血兄弟姉妹の場合も、父親の相続に関しての「法定相続人」という点では、同じ立場となります。 しかし、半血兄弟の法定相続割合については、相続の場面によって、異なるケースがあります。 &n……
最終更新日:2023/01/06
戸籍謄本は、相続時の不動産・預貯金等の名義変更、相続税申告などの手続きの際に必要な書類となります。 相続の場面では、被相続人の「出生から死亡に至るまでのすべての戸籍」が必要となるため、すべてそろえるまでに相当な労力を要する場合があります。 また、一度取り寄せた戸籍謄本はいつまで有効なのか?原紙の提出が必要なのか・・さまざまな疑問が生じます。 そこで今回は、「相続に……
最終更新日:2023/03/01
例えば、2世帯住宅等を建設する際などで、不動産(土地・建物)を共有名義で登記するケースもあると思います。 この点、土地と建物どちらも共有名義の場合、土地と建物それぞれの共有割合が異なるケースもあります。 こういった共有名義の不動産を相続する場合、相続税の計算は・・非常に「複雑」になります。 今回は、「自宅」として利用している場合を前提に、「土地と「……
最終更新日:2023/03/01
不動産を、例えば夫婦名義・親子名義など「共有名義」で登記されているケースもあると思います。 この点、土地と建物どちらも共有名義の場合、土地と建物それぞれの共有割合が異なるケースもあります。 こういった共有名義の不動産を相続する場合、相続税の計算は・・非常に「複雑」になります。 今回は、「貸家」として利用している場合を前提に、「土地と「建物」が共有名義・か……
最終更新日:2023/07/14
ご自身が居住する家屋の一部を、外部に賃貸してる物件は、「賃貸併用住宅」と呼ばれます。 こういった「賃貸併用住宅」は、自宅100%の場合と比べて、相続税、固定資産税、所得税それぞれの税金が節税できる場合があります。 今回は、「賃貸併用住宅」にかかる相続税評価、固定資産税への影響、所得税への影響につき解説します。 1. 相続税上の効果 ……
最終更新日:2023/02/28
不動産を、例えば夫婦名義・親子名義など「共有名義」で登記されているケースもあると思います。 こういった「共有名義」で所有する不動産を、自宅ではなく、他人に賃貸する場合もあるかもしれません。 この場合、当該共有名義の貸家にかかる敷地は、相続税上どういった評価になるのか?という論点です。 また、相続税上、貸付事業用の土地を相続(遺贈)する場合、土地の評価額が50%減額でき……
最終更新日:2022/08/20
不動産を購入する場合、資金や住宅ローンの関係等で、不動産を共有名義で登記するケースもあると思います。 例えば、夫婦で不動産を折半して購入する場合に、出資額に応じた「共有名義」で登記を行うケースなどです。 こういった、自宅が「共有名義」の場合、土地は、相続税上どのような評価が行われるのでしょうか? また、相続税上は、「小規模宅地等の……
最終更新日:2022/12/17
土地を有効活用する観点で、更地の土地上に「建物」を建設するケースもあると思います。 相続税上は、更地の上に建物を建築し、他人に賃貸すれば、他人(賃借人)に認められる権利の部分だけ、土地の相続税評価額を下げることが可能です(貸家建付地)。 しかし、建物を建築するには資金が必要ですので、借入してまで建物を建築するのは・・リスクが伴います。この点、借入リス……
最終更新日:2022/12/17
[caption id="attachment_5660" align="aligncenter" width="2560"] 「隅切り」とは、道路の交差点などで、見通しを確保するために、角が切られた地形のことを言います。 自治体ごとに、「隅切り」が必要な場合が定められているケースもあります。 相続税上、こういった「隅切り」がある土地を評価する場合、……