最終更新日:2022/07/30
角地・準角地については、標準的な土地と比べて、土地の利便性が高くなるため、相続税上は、その分評価額が高くなります。 しかし、角地といっても、「不整形地」の場合など、「側方路線」に、宅地の一部分のみが接している角地もあります。 こういった「特殊な角地」の場合は、どのように評価するのでしょうか? 今回は、「側方路線に宅地の一部分のみが接している角地」や「不整形地の角地」の……
最終更新日:2023/12/01
路線価地域の土地については、相続税上、「土地面積×路線価」で評価を行います。 ただし、すべての土地がきれいな正方形や長方形(整形地)の土地とは限りません。現実的には、形が「いびつ」な「不整形地」も存在します。不整形地の場合、整形地と比べると土地の使い勝手が悪いため、相続税評価上は、最大40%の減額が可能です。 今回は、不整形地の評価方法につき、具体例を交えて解説します。 &n……
最終更新日:2022/07/30
角地・準角地については、標準的な土地と比べて、土地の利便性が高くなるため、相続税上は、その分評価額が高くなります。 角地の場合は、側方路線の路線価を基に補正を行いますが、角地の「正面路線」と「側方路線」で、地区区分が異なる場合があります。また、路線価の金額が途中から変わるケースも存在します。 こういった「特殊な角地」の場合は、どのように評価するの……
最終更新日:2022/12/17
相続税上、「路線価地域」の土地の評価は、「路線価」をもとに行います。 ただし、あくまで路線価は、「標準的な形状」の宅地の1㎡あたりの価額(千円単位)ですので、例えば、角地などの場合、通常の土地よりも利便性が高くなります。 こういった利便性を反映して、角地にかかる相続税上の評価については、「一定の評価額の加算」計算を行います。 ただし、角地は、道路2面に面しているた……
最終更新日:2023/04/20
被相続人がゴルフ好きな方であれば、「ゴルフ会員権」をお持ちの方もいると思います。 その他、例えば、エクシブなどの「リゾート会員権」をお持ちの方もいるかもしれません。 こういった各種の「会員権」も、「財産価値」がありますので、原則として、相続税の課税対象となります。 そこで今回は、「ゴルフ会員権」「リゾート会員権」等の相続税評価方法につき解説します。 ……
最終更新日:2022/02/25
例えば、親子間で、親が子供のマイホームのリフォーム代を出してあげる、あるいは、逆のケースも結構あると思います。 これ・・親子だからって、あまり気にせずやっていませんか? 税務上は・・「贈与」と取り扱われますので、注意しましょう。 1. リフォーム部分の所有権 リフォーム部分は、「付合」(=建物と切り離せないモノ)により、所有権は「建物所有……
最終更新日:2023/07/07
相続税は、原則として「金銭的な価値」があるものは、すべて相続税の課税対象となります。 ただし、例えば、墓地や仏壇などについては、国民感情等を考慮して、例外的に、相続税が課税されません。 つまり・・例えば、生前に「墓地等を購入」しておけば、その分現金が減り、相続税が節税できることになります。 今回は、相続財産のうち、相続税が課税さ……
最終更新日:2023/11/24
相続税上、建物は、原則として「固定資産税評価額」で評価を行います。 「固定資産税評価額」は、「実勢価格」より低くなりますので(おおむね時価の70%程度)、相続税の観点からは、資産を現預金で所有するよりも、建物等を建築して現預金を少なくした方が、「相続税評価額」は下がることになります。 この点、建物等をリフォームした場合も同様です。 ……
最終更新日:2023/09/09
相続税上、土地の評価単位は、最終的に、遺産分割による「取得者」ごとに評価を行います。 例えば、1筆の土地を、兄弟2人で遺産分割する場合、共有で相続する場合は1筆の土地の一体評価となりますが、土地を分筆したうえで相続する場合は、分筆された土地ごとに別々に評価を行います。 この点、相続後に分筆することで、結果的に土地の形状が変わる場合は、相続税の評価……
最終更新日:2022/11/19
土地といっても、「宅地と畑」では、その用途が全く異なります。 また、登記上は「分筆」されていても、実際は、分筆された土地単位で利用しているとは限らず、一体で利用している場合もあれば、一部賃貸に出している場合もあります。1筆の宅地が、1利用単位になっているとは限りません。 土地には、物理的な「分け目」がありませんので、相続税上、土地はどのような単位……