最終更新日:2023/09/22
相続財産に「外貨の財産」が含まれていると、相続税申告の際、どのように評価するのか?悩まれる方もいるかもしれません。 相続税の申告は「日本円」で行う必要がありますので、外貨建ての財産は「日本円」に換算する必要があります。 また、海外に所在する財産も、原則として相続税の課税対象となります。こういった「海外財産」も、日本円での換算が必要となります。 今回は、相続税上の「……
最終更新日:2022/11/21
本来相続人になるはずだった人が、既に亡くなっているケースもあると思います。 例えば、被相続人である母が亡くなる以前に、本来相続人である長男が既になくなっているケースです。 こういった場合、長男に子供がいれば、子供が長男の代わりに母の相続人になれます。代襲相続と呼ばれています。 代襲相続できる人(代襲相続人)は、法律でその範囲が決められています(民法887条、889……
最終更新日:2023/10/06
お亡くなりになられた方が借金だらけの場合、「相続放棄」を行うことで、借金を相続しないことが可能となります。 しかし、お亡くなりになられた方が、借金だけでなく、自宅などプラスの財産もお持ちの場合、「相続放棄」を行うと、借金だけでなく、自宅などプラスの財産も相続することができなくなってしまいます。 プラスの財産だけは引き継ぎたい!と考える方もいるかもしれ……
最終更新日:2023/06/16
合同会社は、株式会社と異なり、出資者=経営者、つまり所有と経営が一致している点が特徴です。 当該合同会社の特徴より、合同会社の役員になるためには、必ず出資を行う必要があります。 また、合同会社のオーナーが死亡した場合は、原則として社員退社事由となり、最終的に社員がゼロになると「合同会社」は解散します。 この点、合同会社のオーナーが死亡した場合、保有する……
最終更新日:2023/11/24
被相続人が1月1日~お亡くなりになるまでに所得が発生している場合、相続税申告とは別に、最後の「所得税確定申告」を行わなければいけません。「準確定申告」と呼ばれます。被相続人に代わって、相続人が申告を行います。 「準確定申告」はすべての場合に必要というわけではありませんが、場合によっては、「準確定申告」をすることで、税金が還付される場合があります。 ……
最終更新日:2024/05/14
亡くなった方の遺産を誰が相続するのか?は、原則として、遺言書、あるいは相続人全員の話し合いによる「遺産分割協議書」で自由に決めることができます。つまり、相続人同士の了解が得られれば、遺産の配分は自由に決定できます。 一方、遺言書がない場合や、相続人全員の話し合いで遺産配分が決まらない場合は、最終的に、裁判所は「法律で定められた順位」や「割合」で遺産……
最終更新日:2023/08/28
生前に遺言書で、特定の方に財産を譲ることは「遺贈」と呼ばれます。遺贈を受ける方は、「受遺者」と呼ばれており、相続人に対してだけではなく、第三者に遺贈も可能です。 この点、遺贈は遺言者による一方的な意思表示のため、受遺者が期待しない財産をもらってしまうことがあります。 例えば、売却が難しい不動産を遺贈された場合、固定資産税等の維持費だけがかかるなどのデメリットがあります。……
最終更新日:2023/11/24
被相続人に借金等がある場合、相続人は、「遺言」の有無に関わらず、自らの意思で「相続放棄」が可能です。 この点、相続人の中に「相続放棄」される方がいる場合、他の相続人の立場では、相続税への影響が気になるところです。今回は、相続放棄がある場合の、相続税の「法定相続人の数」や「基礎控除」への影響につき、解説します。 また、「相続放棄」を行っ……
最終更新日:2024/01/11
[caption id="attachment_5664" align="aligncenter" width="2560"] 相続を承認すると、お亡くなりになられた方の財産だけでなく「債務」も引き継ぐことになりますので、 例えば、「被相続人」に「多額の借金」がある場合は・・相続したくない場合もあるかもしれません。 こういった被相続人の借金等の債務を引き継ぎたくない場合……
最終更新日:2023/09/20
例えば、ご自身が契約者の生命保険を、夫から妻、あるいは親から子供に「名義変更」する場合もあると思います。 こういった「生命保険契約の契約者変更」があった場合、その時点で・・贈与税が課税されるのか?という論点です。 また、名義変更を行った場合に、税務署は把握しているのか?という点も、気になるところだと思います。 今回は、生命保険契約の名義を変更した場……