最終更新日:2022/11/22
相続人が未成年者の場合や、障害をお持ちの場合、相続税額から一定額を控除してくれます。 未成年者控除・障害者控除という制度です。 2022年4月1日から、民法の改正により、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられています。 この関係で、相続税上の未成年者控除も18歳に引き下げられ、控除できる相続税額が2年分(20万円)少なくなっています。 今回……
最終更新日:2023/11/24
[caption id="attachment_5659" align="aligncenter" width="2560"] 短期間に立て続けに相続が起こった場合、何度も相続税が課税されると、結構負担が大きくなりますよね。 そこで、こういった立て続けに相続が起こった場合の税額を軽減してくれる制度が、「相次相続控除」です。 1. 相次相続控除って……
最終更新日:2023/08/26
相続税は、財産を取得する人によって、最終的に算出された「相続税額」に20%加算される場合があります。 「相続税の2割加算」と呼ばれるものです。 例えば、「お孫さん」などが財産を取得する場合などは、原則として「相続税の2割加算」の対象となります。 1.対象者・なぜ2割加算? (1)2割加算の対象者 加算の適用のない方 加算対……
最終更新日:2022/11/24
配偶者が相続する場合は、「配偶者控除」がありますので、最低でも1億6000万円までは相続税が課税されません。 しかし・・実はここに「危険」があります。 配偶者控除があるからといって、「配偶者が全額相続した方がいい」・・とは限りません。 二次相続まで考慮した場合、トータルの相続税額が増加するケースが多いです。 必要以上に配偶者に相続させるよ……
最終更新日:2023/12/27
配偶者が相続する場合は、「相続後の老後生活を保障」する観点から、相続税上、税額が軽減される制度があります。 相続税の配偶者控除と呼ばれています。 配偶者が相続する場合は、1億6000万円までは「相続税非課税」・・という話は聞いたことがあるかもしれません。 これは正しいのですが・・1億6000万円を超えた場合でも、配偶者控除により「相続税非課税」となるケ……
最終更新日:2023/08/04
「暦年贈与の非課税枠」として年間110万円までの非課税枠が認められていますが、相続税逃れの観点から、死亡前「一定期間」に行った生前贈与については、相続税計算時に持ち戻され、相続税が課税されます。「生前贈与加算」と呼ばれています。 2024年1月以降の贈与から、当該「生前贈与加算の期間」が、相続開始前3年間⇒7年間に延長され、納税者に与える影響が大きい改正となります(令……